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盛ったり、活けたり、注いだり・・・
       片口、酒器のこだわりのお店 「かたくち屋」 





かたくち屋のうつわは
すべて、
作り手の方が心をこめて
作ったものです。

人の手で作られたものですから
工業品とちがって
それぞれに表情があったり、
少し気を使って頂きたいことが
あります。

初めて手作りのものを
手にされる方は、
ご注文される前に
ご一読下さいませ。

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■ 手作りの器について

手作りのうつわの特徴


かたくち屋のうつわはすべて作り手たちが心をこめて作ったものです。
人の手が作るものなので、ひとつひとつ表情や、サイズが若干ちがいます。

特に、やきもの(土でうつわのかたちを作り窯で高温で焼いたもの)のうつわは、
土の成分、窯に入れたときの位置、焼いた時の天気などで、表情がちがってきます。

まさに、自然がなせる業なのですが、そこがインターネット販売でうつわを販売する難しさかと思います。

当店では、仕入れの際なるべく同じようなうつわを選んで仕入れていますが、
表情がかなり違う作品については、一点づつ写真でご紹介し、お客様に選んでいただこうと思っています。

ただ今、完売中の商品についても、ばらつきの少ない作品については予約注文を承りますが、変化の多い作品については、お断りすることもあります。
完売中の商品をお求めになりたい方は、一度ご相談いただければ幸いです


陶器のお手入れ方法


陶器(やきもの)のうつわには、昔から「育てる」といって、使い込んだことによる汚れやシミも慈しむ風習があります。あんまり神経質にならずにどんどん使っていただきたいものですが、知っておいて頂きたいことを書いておきますね。

1.うつわをおろす前に

・まれに、高台がざらつくことがあります。そのままご使用になると、食卓に傷をつけることもありますので、気になるようならば、サンドペ-パ-で 軽くこすり落とすとよいでしょう。

※できればで結構です。(2.にある方法のほうが効果的なようです。)
30分ほど水、または米のとぎ汁で煮沸していただくと汚れがしみにくくなります。 煮沸後は冷めるまでそのままつけて置きます。(磁器のものは必要ありません)

2.うつわを使う前に

・使う前に一度水にくぐらせると、におい、油、シミがつきにくくなります。
余裕があるときには30分ぐらい浸しておくと効果が上がります。
水に浸しておくと、しっとりとしてうつわがより美しくなりますよ。

h_chuki02s_b.jpg粉引きについて-
※粉引のうつわは、水にぬれるとそこだけシミができたようになりますが、
これは化粧土の層に水がしみこんだことによるもので乾くと元通りになります。
ただ、それだけ水がしみこみやすいので、粉引のうつわを使うときは、
とくに油分の多い料理や、色の濃いものを盛るときは必ず水にくぐらせてくださいね。
水止めがしてある作品は、汚れにくくなっておりますが、それでもやはり染み込むことが
ありますので、使用後は早く洗われる等注意が必要です。

3.うつわを使った後
・やきもののうつわは吸水性があるので、汚れたまま洗い桶に入れておくと汚れた水分を吸ってしまいます。食べたらなるべく早く洗ったほうが良いですね。
残ったおかずを入れてそのまま冷蔵庫へ・・・というのも避けたほうが良いとおもいます。

・やさしくスポンジ等で洗ったあとはしっかり乾燥させてください。
特に高台や釉薬の掛かっていないところは、水分の残ったまま片付けてしまうとカビの原因になります。

・汚れが気になったら
キッチンハイター等漂白剤を薄めてつけてください。ただし、赤絵や金彩などの上絵付が施されているものは変色する可能性があるので、漂白剤の使用は避けてください。

4.家電使用について
・電子レンジ----避けたほうがよいでしょう。金彩、銀彩が施されている場合は、絶対に避けてください。スパークする恐れがあります。
レンジ対応のうつわで温めてから料理を盛り付けてください。

・食器洗い機----便利ですが、避けたほうがよいでしょう。水圧により、うつわが掛ける恐れがあります。

・食器乾燥機----乾燥させることは良いことですので、お使いいただいても大丈夫だと思いますが、食器同士がぶつかり合ったりして、欠ける原因になりますのであまりお勧めできません。

5.片口をお酒とおかずと両方入れる場合
おかずを入れた後、においが残る場合があります。
特に粉引きなど吸水性の高いやきものは、注意が必要です。
片口をお酒とおかずの両方で使われる場合は、おかずで使用した後はきれいに洗い、十分乾かしてにおいが残ってないことを確認してから片付けるようにしてください。

ガラスのお手入れ方法


・ガラスの器は熱に弱いですので、熱湯は避けてください。
温かいものを入れるときには、ぬるま湯で十分温めてすこし冷ましたお湯をご使用ください。

・底が研磨されているものは机がざらついていたりすると傷がつきやすいですので、塗りのお盆のように テーブルに置くとき、ずらないようにしていただくと、きれいに使えます。

・家電につきましては、熱に弱いことから、電子レンジ、食器洗い機、乾燥機等のご使用はお避けください

・汚れや曇りが気になったらキッチンハイター等漂白剤を薄めてつけてください。酢水につけておいても曇りがよくとれます。
※金箔や白金箔などの装飾があるものは除きます。このような装飾のある器は、柔らかいスポンジで中性液体洗剤を使って優しく洗ってください。

ino_kata01s_d.jpgきれいなガラスの底。ガラスは透過性があるので、なるべくきれいに使いたいですね。

漆器のお手入れ方法


扱いが難しいといわれる漆器ですが、実は、上塗りをする前に何層も下地塗が施されており、
思ったよりずっと丈夫で、においもつきにくいのです。
ただ、下記の点にご留意頂ければ、永くご愛用いただけるかと思います。

・直射日光、極度の乾燥を避けてお使い下さい。
直接日が当たあるような場所に保管しないようにしましょう。

・急激な温度変化を避けましょう。
例えば、急に熱湯を加えたり、揚げたてのてんぷらをのせるなど・・・。
汁物などをよそうのはもちろん大丈夫。心配ならば、ぬるま湯で少し温めてからご使用下さい。

・当たり前のことですが、陶磁器に比べて柔らかい素材です。
洗うときにぶつけたり、重ねて収納などしないようにしてください。

・ご使用後は、水に長時間つけないで下さい。
やさしくスポンジ等で洗い、布巾で水気を取ってください。
布巾で拭くことで、漆器の美しいつやが保たれます。

・クレンザーや漂白剤は使用されないようにお願いします。
漆器は他の素材と比べ汚れが落ちやすいです。

・家電につきましては、熱に弱いこと、素材が柔らかいことから、電子レンジ、食器洗い機、乾燥機等のご使用はお避けください

nakano_gui01s_e.jpg使うほどに、つやが増すという漆の器。また、怖がらずどんどんご使用くださいね。
また、漆は修理が可能です。もし、傷みが出てしまったら当店までご連絡下さい。

錫器のお手入れ方法


錫はさびない金属ので、いつまでも銀白色のままお使いいただけます。
ただし、とても柔らかい金属なので、下記の点にご留意していただき、末永くご愛用下さいませ。

・強い力をかけたり、ぶつけたりすると変色したり傷ついたりします。丁寧にご使用下さい。

・使用後は水またはぬるま湯ですすぎ、汚れのひどい場合は中性洗剤をご使用下さい。

・たわしや研磨剤の入ったものはご使用にならないでください。

・ご使用後は、布巾などで水気を取ってください。水滴を残すとしみになることがあります。
しみなどが付いてしまった場合は、縦走を湿らせたものを指につけ、ごく優しくこするととれます。

・時々柔らかい布などでお手入れしていただくといつまでも光沢が保たれます。

shibata_kata01s_t.jpg金属の器の中でも、お手入れのしやすい錫の器。いろいろなシーンで楽しんでいただけると幸いです。

うつわ用語(やきもののみ)

うつわの世界は奥が深いもの・・・。
昔から行われていたことなので、専門用語がたくさんあります。
私もまだまだ勉強が足りません。
が、初めて手作りのうつわを手にする方には、
私の説明文の中でも分からないことがあるかもしれません。
そんな時は、どうぞこちらをご参考にしてください。

釉薬
うわぐすり又は
ゆうやく

陶磁器の表面に施したガラス質の被膜。吸水性をなくし、それ自体が装飾ともなる
塩釉
えんゆう
焼成中に塩を窯の中に投げ込んで釉薬にしたものです。塩が土と反応し、うつわの表面にガラス質の膜が出来ます。これが独特なうつわの照りになります。
貫入
かんにゅう
うつわの表面に生じるひび模様のこと。釉薬とうつわの素地の膨張率の違いから生じます。これが、うつわの表面に味わいをもたらします
高台
こうだい
糸底(いとぞこ)ともいう。器を安定させるために底につくられた台。
粉引
こひき又はこびき
うつわに化粧土を掛けて、その上から透明な釉薬を掛けたもの
御本手
ごほんで
土の中に含まれている鉄分が窯変(ようへん)し、焼成したうつわが冷めていく時、化粧土の色が桃色に変化すること。全体的に赤くなったり、斑点状の模様が現れたりします。
化粧土
けしょうつち
うつわの素地の土の上に装飾のため薄く掛ける陶土。
信楽焼き
しがらきやき
滋賀県信楽町一帯で焼かれるやきもの。六古窯の一つでやきものの古い歴史があります。薪を使って焚かれる自然釉のやきものが有名です。
磁器
じき
土というより石に近い原料から作られています。陶器とくらべて滑らかでひんやりとした感じがします。透過性があり、透水性はありません。
瀬戸焼き
せとやき
愛知県瀬戸市で焼かれるやきもの。信楽と同じく六古窯のひとつです。世界でも有数の良質の土がとれるため、様々なやきものがやかれています。
象嵌
ぞうがん
うつわの素地の土に模様を彫りいれて、そこに素地と違う色の土などを埋め込んで焼かれたやきもの
鉄釉
てつゆう
鉄を含む釉薬。
手捻り
てびねり
ろくろを使わず、粘土を手で延ばしながら成形すること
陶器
とうき
粘土でうつわをつくり焼成したもの。磁器と反対で、透水性があり、透過性はありません。やわらかで温かい印象があります。
常滑焼き
とこなめやき
愛知県常滑市で焼かれるやきものこちらも、六古窯のひとつで、薪を使って焚かれる自然釉のやきものや、朱泥という朱色の土をつかった急須が有名ですが、最近は若手の作家さんや、外国人作家が多くさまざまなやきものがあります。

灰釉
はいゆう又は
かいゆう

樹木やわらの灰を原料とした釉薬。
三島
みしま
高麗茶碗で行われていた技法。うつわの素地の土に花模様などを印で押したり、彫りいれたりしてそこに白土などを埋め込んで焼かれたやきもの
面取り
めんとり
うつわの表面をヘラなどで削り取って、多角形にすること。また角の頂点を削り落とすこと。
焼き締め
やきしめ
うつわに釉薬を掛けずに焼くこと
窯変
ようへん
焼成している間に、うつわの土や釉薬の成分が化学変化をおこし、うつわの表面に予測していない変化が現れること。これを失敗ととらず面白いと考えるのがやきもののおもしろさですね。