穴窯で時間をかけて焚き、同じ日数かけて冷ます。

時間をかけて、手間をかけて・・・
そうしなければ、たどり着けない複雑に土色が混ざり合う表情豊かな焼き物を求めて。

そんな上野さんのうつわは、丁寧なお仕事を思わせる美しさと、その温かなお人柄を写すようなまるみある親しみやすさ、両方を兼ね揃えているように思います。

柔らかにたわませた片口。
どこか空気感を感じます。

お酒に沈んだ土肌は、まさに渓流の岩肌のように神秘的で美しい。
流れるお酒もより艶やかに輝きます。

無釉のため空気を取り込みやすく、お酒の味わいの変化を楽しみたい方にもおすすめです。

口径が広いのでお料理を盛られても。