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<次回企画展> 花のうつわとかたくちたち

<次回企画展> 花のうつわとかたくちたち

2026 年 2月21日(土)~ 2月27日(金)
    2月24日 (火)closed

12:00-18:00
○ 初日は11:00-14:00まではご招待制
14:00からご招待場なしでご入場いただけます。

準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。

                      

 

「花のためのうつわ」

季節の植物を生けて傍に置く

時に静かに、
時に優美に、
空間を演出してくれる

ふっと目にはいる美しいフォルム
ふっと感じる芳しい香り

お酒とお料理を味わうとき、
お茶とお菓子を愉しむとき、

その存在を感じていたい


<出品作家>

石川史(陶磁)
川口武亮(陶磁)
菊地大護(硝子)
高田かえ(陶磁)
橋村大作(硝子)
橋村野美知(硝子)

○ 初日、2月21日には、
いつもうつわに寄り添う装花をしてくださる
ペトリコールさんにご出店いただき
美しい植物をご紹介いただきます。

https://www.instagram.com/petrichor1268/

うつわと合わせてお楽しみいただけたら幸いです


Photo: 𝗥𝗶𝗻𝗮 𝗠𝗮𝘁𝘀𝘂𝗶

https://www.instagram.com/hikari_rina_/


ほとり

052-204-4520
愛知県名古屋市中区丸の内1-1-8
児玉ビルB1F

ほとりはかたくち屋が運営するギャラリーです。

*ほとりは、かたくち屋が運営するギ ャラリーです。

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静かな場所が生み出すうつわ :川口武亮さんの工房にお邪魔しました

静かな場所が生み出すうつわ :川口武亮さんの工房にお邪魔しました

オンラインショップでもご紹介を開始しました
川口武亮さんの工房にお邪魔いたしました

川口武亮 作品一覧:
https://www.katakuchi.jp/collections/kawaguchitakeryo

まだまだ暑さ残る9月の終わり、
山あいの焼きものの街、有田の駅に降り立ちました。

工房に到着すると、なぜかすぅーっと空気が変わったような
心地よく清らかな空気に包まれているようでした。

ろくろの横に、整然と美しく並ぶ小道具に見惚れつつ、
いつも梱包などをされているというテーブルでお茶をいただきました。



形よく、静かに佇むお湯呑み
装飾は何もない日常のうつわこそ、その佇まいのよさが際立つ気がします。

こちらで、さまざまなお話やうつわを見せていただきました。

川口さんの工房は有田、有田といえば磁器の有名な産地ですよね。
お祖父様は磁器の卸業、お父様は磁器の窯元をされていたとのこと。

ですが、川口さんが修行先としてご縁があったのが、陶器を制作されている

番浦史郎氏、花岡隆氏


師匠の影響もあり、近くのもう一つの焼き物の街、唐津の影響もあって、
土ものを作るようになったとのこと

灰釉、粉引、三島手など
一つ一つ、多彩で奥行きある表情を纏ううつわを制作されています。

そして、灯油窯、ガス窯に加え、一昨年からは登り窯でも焼成されるようになり、
さらに表現の幅を広げられています。

訪れた時は、6回目の焼成の窯詰めを終えられたタイミングでした。
まだまだ綺麗な登り窯
これから、焼成を重ね、ますます美しい作品を生み出されることでしょう。

神聖な場所を見せていただき、背筋が伸びる思いでした。

お料理のうつわも美しい川口さんの作品ですが、
花入もとても素敵でした。

料理のうつわや酒器と比べると、色彩は控えめなのですが、
花を生けると、水分を含んだ肥沃な土のように生き生きと生命感を持ち
でも静かに花を引き立ててくれます。

ぜひ、展示室も・・・と
同じ敷地内に建てられた、美しい空間にもご案内いただきました。

華道家でもある奥様の真紅さんが、お庭の植物などを生けられています。

壁は柔らかな和紙が貼られています。
また、少しずつ集められたという古い家具や木材が美しく配置されています。

川口さんの花入は、2月21日から開催予定の花器展でご覧いただけます。
こちらもぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。

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<次回企画展> 南裕基 木工展 - 風薫る

<次回企画展> 南裕基 木工展 - 風薫る

南裕基 木工展 - 風薫る

2025 5 17()~ 526()
12:00-18:00
520 ()closed

準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。 

作家在店 517日、18 

作り込みすぎない素朴さと
それでいて形のよさを感じる
南裕基さんの木のうつわ

厚みある盆や台皿
表情豊かな木目
どこか温かみを感じる拭き漆

時には外に連れ出したい緑映えるうつわたち
初夏の香りを運ぶ風が心地よい季節に
愉しんでいただけたら幸いです。

5月18日(日)
料理家 朝夕さんによるワークショップ開催予定
詳細は決まり次第 ほとりインスタグラムで告知します。 


<プロフィール>

1984年 京都府生まれ
2007年 日本福祉大学卒業、児童福祉施設に就職
2012年 岐阜県で木工を学び、愛知県の工房に就職
2016年 愛知県蒲郡市にて制作開始
2023 愛知県西尾市に工房を移す

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<次回企画展> 菊地大護 硝子展 - ethereal

<次回企画展> 菊地大護 硝子展 - ethereal

菊地大護 硝子展
                   - ethereal

2025 年 3月 8日(土)~ 3月17日(月)

12:00-18:00 3月11日(火)closed
準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。
作家在店 3月8日、9日



儚げなライン、
ふっくらとしたフォルム
微かに残る手仕事の跡
そしてほんとりとピンクに色づくうつわ
桃始笑 - ももはじめてさく

この時期に、ほとりを彩ってくれる
菊地大護さんのうつわ
ご覧いただけたら幸いです。



菊地大護 プロフィール

1997年 岐阜県出身
2018年 富山ガラス造形研究所 造形科 卒業
2018年 ピーターアイビー工房流動研究所 入社
現在 富山ガラス工房 所属

3月9日(日)
ワークショップ - ロゼワインを楽しむ会
菊地大護さんのワイングラスを使い
ロゼワインとおつまみを楽しんでいただきます。

講師
ワインがあるくらし
児島由佳(ゆかぽん)

会費 4,000円
各回 6名様


1:00 - 2:00 満席
2:40 - 3:40
4:20 - 5:20
6:00 - 7:30

お申し込みはこちらから

不明点やオンラインのお申し込みが苦手な方は
ご連絡ください。
052-204-4520
contact@katakuchi.jp

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<開催中>貴島雄太朗・樽田裕史 二人展 - 氷灯

<開催中>貴島雄太朗・樽田裕史 二人展 - 氷灯

貴島雄太朗・樽田裕史 二人展
                                          - 氷灯
2024 年 11月 23日(土)~ 12月2日(月)


12:00-18:00 11月26日(火)closed

準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。

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<次回企画展> 秋となりの食卓

<次回企画展> 秋となりの食卓

秋となりの食卓

2024 831()~ 99() 12:00-18:00
93() closed

準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。 

 

井上美樹(硝子)
スエトシヒロ(磁)
中村智美(金工)
野村亜矢(陶)
what is there(布)
日中の暑さは変わりなくても
夕陽が少し寂しく感じる。
きっと秋はすぐとなり。
そんな頃
疲れを癒すのみものや
夏のなごりや秋のはしりの料理が並ぶ食卓を
イメージしてうつわをご紹介させていただきます。
そして、その先の季節が楽しみになるうつわも。

 

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かたくち屋の夏旅 〜 極細酒杯と長珍と徳山鮓

かたくち屋の夏旅 〜 極細酒杯と長珍と徳山鮓

7月のある火曜日、びゅんっと新幹線、そしてゴトゴト北陸本線に乗って、緑が綺麗な余呉の駅に到着しました。

そして、緑の絨毯の先には、キラキラと静かに輝く余呉湖。

そう、その日は一年前から楽しみにしていた徳山鮓のお料理と
大好きな長珍のお酒を楽しむ日。

発端は、もう五年前。
初めてお友達に連れて行っていただいた徳山鮓のお料理のあまりの旨味に、これはもう旨味のお酒、長珍を合わせたい!と、年に一度ご一緒する杜氏の桑山雅行さんに、徳山鮓ご一緒したいですとずうずうしくも訴え続けておりました。

そして、念願叶い、お友達に予約を取っていただいたのが約1年前。


なんとご一緒するはずの富屋酒店上田社長が発熱!というハプニングはありましたが、旨しを共有できるメンバーが集まり、念願の夏の宴が始まりました!

ずらっとなんと、6本も!
一年熟成させて、しかも瓶詰めする前にデキャンターゼされたという。

私はとにかく旨味、旨味と思ってしまっていましたが、熊や鹿などジビエ料理の多い徳山鮓のお料理には、すこし硬めのお酒がよいと思ってと、ご用意いただいたBLACKを加水したお酒が本当に合う!

こういう合うって思った瞬間、そしてそれを共有できる人たちとの時間が本当に幸せなのです。



本当に、どれも自然の恵み感じる、でも力強さだけではなく洗練された美しい味わい。
料理に溶け合うお酒。

あー生きていてよかった(おおげさ)とよい時を過ごさせていただきました。

でも、1番に心に残ったのは、この紀平佳丈さんの極細酒杯とお酒の相性。

この木目と立ち姿のうつくしさに一目惚れし、前回展示の際、ついつい我がものにしてしまったのです。

多分キリリッとした夏酒が合うんだろうなぁと、そっと鞄に忍ばせました。

そして、長珍の夏酒、summer junを味わってみました。

う、うまい!

夏らしく、キリリッと感じます。

実は、夏の初めこのお酒を飲んだのですが、多分平盃で、正直・・・あまりに水っぽくって、美味しくありませんでした。

やっぱり私は濃いお酒が好きなのかな、夏酒は避けよう!と感じていたのですが、それはうつわがあっていなかったのです。

頭ではわかっていたのですが、ここまでとは思いませんでした。

これぞ、うつわとお酒あそびの醍醐味。
お酒を美味しく楽しめるということでは平盃信者の私でしたが、
やっぱり立ち上がった杯は美しく、今回明確に合うお酒を体感できた!
これは、私にとってはかなりの収穫でした。

この夏、紀平さんの極細杯で夏酒を楽しもう!と心に決めたのでありました。
でも、summer junは完売。
来年の楽しみに・・・。

もう一つ、油分の多いお刺身は、加水したお酒のぬる燗でいただくと、油とお酒が溶け合って、生臭さも感じず美味しくいただけるそうです。

こちらは、後日おじゃました名古屋のおおたにさん
白身魚はやっぱり冷酒がよかったけど、かつおは最高でした!

こんなふうに、またお酒と食、そしてうつわで遊ぶ。

そんな時間を重ねていただけたら楽しいなぁと、改めて思った次第でありました。


8月23日(金)は、もう一人のお酒の師匠 富屋酒店上田豊二さんによる
夏の終わりの酒めぐりを開催させていただきます。

詳細は、インスタグラムをご覧ください。
https://www.instagram.com/p/C94S0Zfy3xg/

会場は、那古野のけのひさん
季節の食材を使い、親しみやすい、でもとても丁寧で美味しい和食を提供されています。店主の小林さんは、うつわもとてもお好きで、当店の酒器をはじめうつわをいろいろお使いいただいています。

私も参加者としてみなさまと杯を傾けたいと思います。
紀平さんの酒杯も持っていきますね!

お席は、あと一名。
お一人参加も多いのでぜひお気軽にご参加くださいませ。

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<次回企画展> 三周年企画展
 向暑の一献

<次回企画展> 三周年企画展
 向暑の一献

<次回企画展のお知らせ>

三周年企画展
 向暑の一献

2024 年 6月15日(土)~ 6月24日(月) 12:00-18:00 6月18日(火) closed



紀平佳丈 
鈴木智尋 
橋村大作 
光藤佐
横山拓也 

明るさ残る夕暮れに
しとしと降る雨音を聴きながら
清涼感ある旬の酒肴を用意して
きりりと冷やした夏酒をぐいっと。

やがてくる夏よ、お手柔らかにと祈りつつ

早いもので、移転して三年の月日が過ぎました。
三周年が迎えられますのも、ひとえに皆様のご愛顧の賜物と深く感謝しております。
ようやく目の前の護岸工事も終わり、
一層楽しいことが企画できそうです。

今回は、夏酒を楽しむ酒器に加え、初夏の一品映える料理のうつわ、一献の空間を演出してくれる盆や花入などを展示させていただきます。

ぜひご高覧くださいませ。

準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。

 



作家在店
紀平佳丈 6月15日
橋村大作 6月15日

料理協力 日本料理 直

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<次回企画展> 黒木泰等・高田志保 展 - 青葉映える

<次回企画展> 黒木泰等・高田志保 展 - 青葉映える

黒木泰等・高田志保 二人展
           青葉映える

 

目に鮮やかな新緑の景色、
うつわの上でも楽しみたくなります。

深い緑、朽ちた黒、
奥行きあるグレーや薄緑、
柔らかな白・・・

それを縁取る繊細でたおやかなフォルム

 

青葉映えるお二人のうつわ
是非この季節に手に取っていただけたら幸いです。

 

2024 年 5月4日(土)~ 5月13日(月) 12:00-18:00
5月7日(火)、11日(土) closed
準備が出来次第、一部オンラインショップでもご紹介します。 

作家在店 5月4日 

初日は、片口でお抹茶の呈茶もさせていただきます。
ぜひ、ご来店くださいませ。

 

<プロフィール>

 

黒木泰等

1981 京都府亀岡市生まれ

1999 京都市立銅駝美術工芸高等学校彫刻科卒業

2001 奈良美術短期大学 立体環境造形コース 卒業

2002 京都府立陶工高等技術専門学校成型科 修了

2003 原口卓士氏に師事

2006 亀岡にて独立

 

 

高田志保
1977 奈良県吉野に生まれる

2001 京都教育大学教育学部 特修美術卒業

2003 京都府立陶工高等技術専門校研究科修了

2008 亀岡にて独立

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美しい景色生み出す丁寧な仕事

美しい景色生み出す丁寧な仕事

 

2月23日(祝・金)から始まる
「小宮崇 硝子展 〜春霞」
の最終打ち合わせを兼ねて、
昨年、富山ガラス工房から独立された
小宮崇さんの工房にお邪魔させていただきました。

富山砺波市、山の麓の集落の民家を改装して、ご自宅兼工房を構えられました。

外にはのどかな風景が広がります。

春になったら気持ちがよさそうですね。

DM用にお送りいただいた白のうつわの平鉢。

今までもいただいていた白のうつわシリーズですが、よりグレーのグラデーションが美しく感じました。

さて、なぜなのか・・・
工房に伺ってわかりました。

小宮さんの制作過程を拝見するのは、二度目。

まだ富山ガラス工房にいらっしゃった時でした。
その時の白のうつわの制作過程は、
透明なガラスに茶漉しでグレー、白の粉状の色ガラスを
ふりかけて着色していらっしゃいました。

こうすることによって、色ガラスがまばらにつき揺らぎのある表情が生まれるとのことでした。

こちらはこちらで美しかったのですが、
今回の作品は、底から上の方に向かっての濃淡が美しくさらに色気が増していました。

大きく異なるのは、今窯に入っているガラスは、透明ではなく、白のうつわの端材を再利用して素地を溶かしたグレーの色ガラスということ。

独立されてから、試行錯誤をして、この端材の再利用を形にされたとのこと。

これだけだと、色が薄いため、金属なども調合し、ようやく安定してよい色合いが出る様になったとのこと。


左が現在使用しているグレーの色合い。

そして、ガラスの厚みを変えることにより濃淡のグラデーションを実現できるようになったそうです。

実際に平鉢の制作過程を見せていただくことに・・・。

まずは、グレーのガラスの種を取り、パウダー状の白の色ガラスを重ねていきます。

以前は、茶漉しで振りかけていらっしゃいましたが、直接つけても奥行きある表情は出ることがわかり、今はこの方法だそうです。

なじませつつ

何度も確認しながら

底の形などを整えていきます。
この工程がとても長かった様な気がしました。
後でお聞きすると、

「これが後々の底の形に影響するんですよ」

と。

確かに小宮さんのうつわの底の形、洗練されているんですよね。

形が劇的にかわるわけではないので、一見地味(笑)に見える工程ですが
大事な工程だったわけです。

その後、竿を付け替えます。

一時置き場に竿を預けて
なんだかこのままでも一輪挿しみたいで可愛い。

付け替えます。

ここからどんどん広げてお皿になっていきますよ。

空気を入れて・・・

広がってきました。

おー!まったいらに・・・

そして、内側は美しいグラデーションができていました。
厚みをコントロールすることにより、こんな景色が生まれるそうです。

と思ったらちょっと角度がついて・・・。

竿から外して底を滑らかにします。

この後サンドブラストしたら出来上がりです。

ガラスはその場でほぼ形を作れるので、工房に伺うとみなさん制作を見せていだ抱けるのですが、本当にそれぞれみなさん異なります。

小宮さんは、ゆっくりと愛おしそうに硝子を制作されている様に思いました。

展示では、この白のうつわシリーズを中心に、掌に収まるサイズのうつわをさまざまに出品いただけるとのこと。


新作の片口やさまざまな形のぐいのみも楽しみです。


グレーのグラスも素敵です。

そのほか、前回好評だった花入やピッチャー、たわみの鉢、平皿、そして型吹きのドームなどもたのしみです。

「工房を立てて、一人で作業しているので、喋るのが下手になりました」
っと笑顔の素敵な小宮さん。

いやいや、そんなことないですよ。
いろいろお話しいただき楽しい時間でした。

お忙しいところありがとうございました。

初日、1日在廊いただけます。

とても穏やかで気さくな方なので、いろいろお話ししていただけるかと思います。

初日は、なのさんによる茶菓、酒菓の会(満席)が開催されますが、奥の小部屋での開催ですので、ご予約されていない方々もぜひお立ち寄りくださいませ。

 

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