明けましておめでとうございます。本年も、ともに良い時間を過ごしていただけるうつわご紹介してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今年最初のブログは、次回企画展のお知らせです。
旧友と・・・伊藤祐嗣 百田輝 展
1月16日(日) - 24日(月)
1月19日は休み 12:00-18:00
準備が出来次第、オンラインショップでもご紹介します。
作家在店 1月16, 17日
東京芸大在学中からの飲み友達
学年は違えど、意気投合。
時に朝まで飲み、語り明かし、
互いに影響し合い歳月を重ねて来られたお二人。
そんな中から生まれた作品もあるのだとか。
金工と陶芸、分野は異なりますが
お二人の共鳴するうつわ、
ご覧いただけたら幸いです。
伊藤祐嗣
東京生まれ
1985年 東京芸術大学美術学部工芸科卒業
1987年 同大学院鍛金専攻修了 イタリア政府給費留学 (フィレンツェ美術学校彫刻科~89)
1992年 東京芸術大学博士課程修了 東京芸術大学非常勤講師~951995年 外房大原にて制作活動を開始
百田輝
徳島生まれ
1986年 東京芸術大学美術学部工芸科卒業1988年 同大学院陶芸専攻修了 渡欧〈スペイン・バルセロナを拠点にヨーロッパ中央アメリカ20ヵ国を回る〉 1990年 帰国 朝霞市「丸沼芸術の森」にて作陶開始2000年 横浜市に築窯2017年 窯を移し、現在小田原市にて制作
<イベント> 予約不要 ◎1月16日(日) 15:00 ~ 伊藤祐嗣さんによるパエリアパン デモンストレーション&パエリア試食
自作のパエリアパンを使いパエリアを調理する様子をご覧いただけき、 よろしければご試食いただけます。
◎1月22日(土)
14:00 - 18:00 nawachaiこと名和康高さんによるチャイカフェ
ほとり
愛知県名古屋市中区丸の内1-1-8 児玉ビルB1F TEL: 052-204-4520
*ほとりは、かたくち屋が運営するギャラリー時々カフェです。
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10月30日、無事チャイの会終了しました!
少し、この日のご様子をご紹介したいと思います!photo by Kana Kurata
まずは、今回の講師、名和泰高さんから興味深いチャイのお話を・・・。
そして、チャイの作り方をご覧いただきます。
最初は、スパイスを煮出すのだとか。ロイヤルミルクティみたいに作るのかと思っていました!
その後、茶葉をいれて、さらに煮出し・・・
最後に牛乳を入れるそうです。
そして、沸騰直前で火を止めて・・・。
漉します。
この後・・・
おー、映えます(笑)みなさん、一斉に席を立ち、パシャパシャ!チャイをデキャンタージュのように、何度か移し替えます。お砂糖を溶かすため、また空気を含ませまろやかにするためだそう。
ご家庭では難しいかもしれませんが、片口を使って似たようなことができるかも・・・なんてかたくち屋としては思ってしまいますね。
その後、皆さんに、ほとりでチャイを楽しんでいただきました。意外と和菓子との相性がよいとのことで、和菓子をご用意いただきました。
名和さんには、各回3種類ずつチャイを淹れていただき、みなさん、それぞれの味わいの異なりも楽しんでいただきました。
スパイスはもちろん、茶葉、砂糖、ミルク、様々な組み合わせを楽しめるチャイ。原材料にもこだわり、丁寧に淹れられた名和くんのチャイは、どれも上品で優しくほっこりと落ち着きました。チャイを淹れている間、ミルクパンのお手入れ方法などもご紹介させていただきましたよ。
今回は、午前中、午後前半、後半と計3回の回でした。どの回もみなさま、和やかに過ごしていただき、そしてそれぞれ、光の入り方で雰囲気も変わり、あぁ、この空間を作ってよかったなぁと思いました。ちなみに上の写真は、夕方の回。だんだん陽がおちてムードが出てきましたよ。
朝の回は、柔らかい光・・・。皆さん、お一人ずつの参加でした。最初は少し緊張されていたようですが、だんだんと打ち解けられていく様子こちらもとても心が温かくなりました。
午後、一時半からの回は窓から心地よい光が入り、川面の影がゆらゆらと・・・。
うつわも興味深くご覧いただき嬉しいひとときでした!
伊藤祐嗣さんのミルクパン。熱伝導の良さはもちろん、注ぐ様も美しく、なにより、その佇まいがよいのです。形違いで2点ございます。この季節、活躍すると思いますよ。
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秋の終わり、冬のはじまり
「茶のうつわ、酒のうつわ」
オンラインショップ開始いたしました。
https://www.katakuchi.jp/collections/ex202111
日々の時間をより豊かにしてくれるお茶やお酒
楽しむうつわも似ています。
細かく言えばサイズやカタチ、異なるのでしょうが、
夏を経て、円熟味が増したお茶やお酒は、
自由なうつわ遊びを愉しませてくれることでしょう。
<参加作家>
大原光一(陶磁)
常滑で制作される大原光一さん。個性的な表情を纏った
かたちよい茶器や酒器。近年その表情はさらに豊かになり、癖がスゴイ・・・(笑)それでも、やはりその姿は上品でおもてなしや祝いの席でも
お使いいただけるかと思います。
鈴木進(陶磁)
静かな佇まいの鈴木さんのうつわ端正ながら、ほんの少し、
人の手によるうつわの暖かさが感じられます。お茶どころ、静岡県森町で制作されており、端正でモダンな急須作りには定評があります。
南裕基(木工)
南さんの制作されるうつわは、西洋のアンティークのような世界観もありきっと若い方や女性に手にとって
いただけるのだろうな・・・と思いきやその丁寧な仕事は、粋な料理人や、酒飲みもうならせる。
控えめな艶ある黒に加え今回は木の表情が面白い蜜蝋の盆をご用意くださいました。
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コロナ禍もようやく少し落ち着いた今回は、
作家さんにも在店いただき
作家さんとお客様ともに
楽しんでいただけるイベントも開催しました。
うつわとともに心温まる時間となりました。
◆ 関連イベント
11月20日(土)
◎14:00-17:00(予約不要) Teabridge 浦山尚弥さんによる台湾茶の試飲、茶葉の販売
◎17:15-18:45/19:30-21:00茶酒の会 4500円(税込)懐韻さんのお弁当を頂きながら
浦山さんのお茶と店主が選ぶお酒をうつわとともに愉しんでいただきました。大原光一さん、南裕基さんにもご参加いただき、参加者の皆様と和やかな時間を過ごしていただきました。
11月22日(月)(予約不要)
◎日本茶の産地、静岡県森町に工房を構える鈴木進さんが、 森町の緑茶を淹れにいらしてくださいました。
この日はあいにくの天気でしたが、多くのお客様にご来店いただきみなさん、初めていただく森町のお茶に感動!
こちらも和やかな時を過ごしていただけました。
-----------------------------------------------------------今回、みなさまゆっくりと作家さんとの会話だったり、様々な茶器、酒器堪能していただけたのかなと勝手に思っております。そして、お客様が重なってもそれぞれにゆったりご覧いただけて、ここに越してきてよかったなぁと改めて思いました。またお正月明けに心踊るイベントを開催する予定です。皆様楽しみにしていただけたら・・・。
*今後、イベント、企画展等は「ほとり」として行ってまいります。
https://www.instagram.com/hotori118/
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ほとり
愛知県名古屋市中区丸の内1-1-8児玉ビルB1F
TEL: 052-204-4520
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伊藤祐嗣さんの銅のミルクパン
これまで様々な方にお買い上げいただいているのですが、使い方がわからない、どんな風に経年変化していくのか不安など、よくお客様の不安もお聞きします。
そんな疑問にただ答えるだけでもよいけど、肌で感じていただけるような、そして楽しんでいただけるような、イベントができたらなぁと考えておりました。そこでふと、「チャイ・・・楽しいかも!」と思い色々調べていたところ、名和靖高さんにたどり着いたのです。
チャイ職人・・・・それだけでニッチなのに、なんと今は愛知県で活動されているという!
え、これってきっとご縁があるのでは?とお声がけしてみると、快くお受けくださったのです。まだ若い名和さんだけど、すでにいろんな経験をされていてお話もとても楽しいのです。そんな名和さんに、茶葉の話、スパイスの話、インドでの体験談などお話いただきながら、伊藤さんのミルクパンでチャイをお作りいただきます。
店主私物の毎日愛用しているミルクパンなのでその朽ちた風合いもご覧いただけるかと思います。今月初めに一度磨いて、あとは水気を拭き取るだけの状態のものをお持ちする予定です。かたくち屋ほとり、ちょっと気になるけど、敷居が高いなー、酒器しかないのかも・・・など躊躇されている方のためにも良いきっかけになったらなとも思います。もちろん、すでにミルクパンをお持ちの方でもご参加大歓迎です。実際ご使用されてのご意見も伺えたらと思います。是非、お気軽にご参加くださいませ。会場:ほとり 名古屋市中区丸の内1−1−8 児玉ビルB1 052-204-4520
会費:3000円(税込)スケジュール:各回 4名①10:30-12:00②13:30-15:00③16:00-17:30お申込みhttps://forms.gle/FSBuThBVKEDhr8TN8
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納品いただく度にどんどん表情が豊かになる大原光一さんのうつわ。ゴツゴツした岩肌の様であったり、錆びついた金属の様であったり、もう地球上のものではなく、宇宙の景色の様であったり。
この表情というのは、人によって好き嫌いが分かれますよね。そして、私もわりと楚々としたうつわが好きだったりするのです。・・・が、大原さんの器にはどこか惹かれます。多分その佇まいかなぁと思うのです。形がなんとも楚々としていて、もう小ぶりの急須に至っては、なんだかその存在のいじらしさに切なくなってしまうのです。
そして、流れる様も秀逸です。
8月某日、そんな大原光一さんの工房へ久しぶりに訪れました。
いつも穏やかにお茶を淹れてくださる大原さん。
でも、その後ろにはギターや、工房の空きスペースにはDIYのビリヤード台が
あったりするのです。
「最近よくガラス瓶を拾ってきて、こんなのを作っているのですよ。」
と見せていただいたのが、こちら。
石膏で型を作って、その中に拾ったガラス瓶を詰めて・・・
と、パートドヴェールのような技法で、作られるというガラスのオブジェ。
「照明当てると綺麗でしょう?」
確かに!
「これを並べて、バーみたいにして呑みたくなりますね・・・。」
っとついついお酒の方に行ってしまいますが、
当店の川辺のカウンターにおいて夜照明を点けたら素敵だろうなー
などと妄想してしまいました。
ちょうど個展前の忙しいさなかにお邪魔してしまったのですが、それだけに、貴重なものも見せていただきました。
こちら・・・何になるかわかる方はかなりの大原通(^^)そう、あのゴジラの様な鉄石釉
https://www.katakuchi.jp/collections/oharakoichi/products/oharakoichi-guinomi04
こちらの黒い蓋は黒鉄。焼成したばかりはザラザラで怪我をするほどだそうです。たしかに大根がすれる感じでした。それを磨いて仕上げをするのはなかなかの手間だそう。
後ろに見えるのは、おそらく飛石黒紫釉。当店でも残り一点だけぐい飲みがございます。
https://www.katakuchi.jp/collections/oharakoichi/products/oharakoichi-guinomi12-01
様々な色合いが複雑に絡み合うこちらのシリーズ。二種類の釉薬や、長石の粒、銅などの金属、ガラス・・・などなど様々なものを使い、焼成するとのこと。
そんな身近なものも、原料に???というものも。
これは、発想力と探究心がないとなし得なかった作品かもしれませんね。
当店で人気の青白釉もよくよく聞くと面白い誕生ストーリーがあるそう。
アメリカで滞在して制作をしていた時、なにか表情をうまく出せるものがないか探していたそうです。そこで、ピザ屋のバイト先で、窯の焼成と時に使う砂(珪砂)を見つけ、これが使えないかと化粧土代わりに使ったら良い感じになり、それ以来、定番化したとのこと。
ただ、この青白釉は非常にばらつきも多いとのこと。こちらの急須も両方青白釉。
このばらつきの違いが逆に魅力があって、焼成する度に次は、この辺りを狙うぞ!と良いモチベーションになっているとのこと。
どんどん種類が増えている様に思う、大原さんのうつわですが、中には一回試して、すぐにやらなくなるものもあるとか。
どんな時ですか?とお聞きすると
「それは、やっぱり、一回で自分の想定通りの結果になったりするとやっぱり、続かなかったりします〜」
・・・やっぱり、穏やかそうにお見受けする大原さん、内にはかなり熱いものをお持ちの方なのですね。
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